受け継がれていく気質

拡大発展と洗練を目指している

どの伝統的な民芸も固定したままでとどまらず、常に拡大発展や洗練、あるいはその逆に滅亡や衰退といった変化にさらされてきた。私達のあらゆる活動も現状維持や横ばいではなく、拡大発展と洗練を目指さなければならない。

本部長の1人は元ヒッピー

いわゆるエスニックが広まり始めるころ、その先陣を切っていたアミナコレクションには時代の幕開けに敏感な人々が集っていた。ヒッピー生活をしていた人から、アート系の人から、ヨガなどに夢中になっていた人、トレンドではなく先進的なファッションに興味を持っていた人、など。皆、これから来る時代に敏感で個性的を超えて個性的だった。エスニックが広まり一般的になった今、スタッフもずいぶん常識的な人が増えてきているが、それでもまだ個性派集団だ。そして時代の推移をきっちりとらえ突破できる、感性と信念の磨かれた集団でありつづけたい。

職人気質

高度に腕を磨いてきた民芸の職人のように、あらゆる仕事を常に一流に洗練されたものにしていくべきだ。販売や商品開発、貿易、物流にしても事務職にしても、世の中に通じるその道の一流を目指すのがアミナに根付く職人的気質、プライドだ。
たとえば商品開発を必ず卸販売とセットにしているのは、プロの目の洗礼を受ける前提で身内の甘えのある開発に終わらないようにするためだ。また、アミナコレクションでは仕事は成長に応じて任されていくが伝統。腕を磨いてどんどん任せてもらう。どんどん大きな仕事を任されてさらに腕を磨く。常に上には上がいるので、謙虚に職人気質で腕を磨き続け、毎年自身やチームのステージを上げていく心意気を大事にしていきたい。

先頭を行き続ける

私が入社した1998年ごろには、デスクワークの社員は全員パソコンが与えられていた。まだ大企業でもパソコン導入がそこまでいってなかった時代にである。また早くからデザイナーを雇って、同業者でもオリジナル商品開発の先駆けとなり、業界初という商品開発を次々と手がけてきた。先手先手で動いて、世の中をひっぱるぐらいの気概がある。非常識で前例がなくても、自分たちの信じれることとお客様との接点こそが正しいのだ。

整理されすぎたら魅力がなくなるとは一体何を示しているのだろう

私達は生活必需品を売ってるのでなく、付加価値を売っている。
生きていくうえで必要不可欠なものではなく、精神的な付加価値を売っている。
それもフォークロア、民芸という付加価値だ。しかも厳しい商売という競争で勝ち抜く付加価値だ。そういう自負と覚悟を持って、仕事を事務処理的にしてはならない。
事務的に整理されすぎると魅力がなくなる、つまらないものになるのは何故だろう?
感性を磨いて鋭く物事をとらえ、情熱をたぎらせて仕事に取り組まねばならない。